野矢駅

野矢駅の開業は、大 正 15 (1926)年 11 月 26 日と言われています。いまは、無人駅となりましたが、久大本線の駅の中では標高の高い所にある駅で、海抜は543mあり、ホームにはその標識もあります。

野矢駅は、水分峠から、ひとくだりしたところにあります。か つて野谷と書かれたこともあるように、原野と渓谷の地ですが、駅から東南に入った谷間の滝上には長禄 2(1458)年の六地蔵石幢があったり、さらに南には寺院跡と考えられる寺床の地名をもつ集落があります。

また、駅前から西に行くと国道 210 号線に出ますが、その北には落人伝説を色濃く残したその名も平家山があります。平家山(1,023m)へは、中腹まで林道が延びており、林道を歩いて30分、林道の峠近くから山道を30分ほど登れば山頂に着きます。

野矢駅

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です